ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの71歳の老人の日記です

ブログ小説「スポンジケーキを作りたい!」

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私は
新しもの好きです。

だからといって
他人様が作った
新しいものなど
興味はありません。

だから
スマホなど
全く興味がありません。


自分で作った
新しいものが好きなのです。

今からいえば
数年前
私が
世界に先駆けて
作った機器が
特許の査定を受けました。

その開発コードを
小社では
「kiswan:キスワン」と
呼んでいましたが
結果として
開発が成功したことになります。

利益が上がるかどうかは
全くわかりませんが
ひとまず成功と言うことにして下さい。


どのような過程で
開発が進んだかを
小説風に
書いてみたいと思います。

主人公は
もちろん
私なのですが
63才の爺さんが
主人公では
「花がない」です。

ということで
主人公は
この際
わかい女性ということにします。

正子ということにしました。

もちろん
私が書く
小説ですので
波瀾万丈とか
予想外の結末など
全くありません。

いつものように
期待しないでお読み下さい
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正子は
昔
工都と呼ばれていた
尼崎に生まれました。

正子は
幼いときには
ものすごく
貧しかったのですが
正子が
10才になったとき
両親が
事業に成功して
貧しさからは
脱却していました。

お金持ちになっても
倹約と
節約
清貧の
暮らしを
正子の家族は
していました。

生活には
節約していましたが
両親は
事業に投資は
惜しまない
姿勢でした。

正子も
子供心に
「投資なくして成果なし」と
思っていました。

両親は
教育熱心でしたが
正子は
中学生になるまで
ほとんど勉強とは
ほど遠く
生きていました。

誰かと遊んで
時間をつぶすということではなく
正子は
いつも
瞑想していたのです。

瞑想の中では
プロ野球選手であったり
ケーキ屋さんであったり
猫であったり
月旅行していたり
もう
普通の想像を
越えていました。