ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ブログ小説「順子」その28

順子は
外科医も
大事な仕事だけど
神の命では
ないと思いました。

順子の持っている才能は
神さまが与えてくれたものだと
思っていました。

背が低い
順子には
外科医としての
力がありません。

心臓マッサージが
一般化してきたこの時代
順子には
患者に覆い被さって
それを充分に
行えなかったのです。

教授に言って
研修科を
変えることにしました。

内科へ
変わると
そこでも
評判になりました。

病棟でも
外来でも
「小さいお医者さん」で
人気者だったのです。

人気はありましたが
順子は
恋愛とは
いつも無関係でした。

順子の友達の中には
結婚する者も
出てきて
結婚式に出ると
うらやましく思っていました。

中学生の時に
S男に振られてから
それがジレンマになっていたのです。

目がくりくりと大きくて
可愛い順子でした。

医師になっても
ピンクのフレアスカートを
絶対に身につけていて
女性ということを
忘れないようにしていました。

そのことが
外見を
可愛い中学生と
思わせる
要因となっていたのです。

かまぼこの
コマーシャルも
まだまだ続いていて
順子が
かまぼこを
作ったり
料理したるする
バージョンが
放送されていました。

視聴者には
中学生と
思われていたようです。

そんな
順子は
ある男の子を
好きになってしまったのです。