ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの71歳の老人の日記です

ブログ小説「順子」その34

順子は
南くんが
自分のことを
そんな風に
思ってくれていたのだと
感じて嬉しくなりました。

順子は
病院が受付をすることを
禁じて
総合診療科だけを
受け持つことと
かまぼこの社長が
順子のために
医院を作ってくれることを
話しました。

その短所を
南くんに言うと
長所を
順子に言いました。

南:
順子先生らしくないですね。

総合診療科は良いじゃないですか。

順子先生のパッと見て
病名が
わかるその能力が
発揮されるんじゃないですか。

きっと
ズーッと
病名さえわからなかった人達が
遠くから訪れると
思います。

かまぼこ会社の
社長がいう診療所の方は
順子先生が
院長だから
やりたい放題でしょう。

それに
医院が
大通りや駅前にあったら
医院の前で
患者を発見することも
できるじゃないですか。

きっと
大繁盛しますよ。

順子は
ハッと気が付きました。

どちらにしても
良い方なんだと
思いました。

そんな話を
しゃべっていると
福島駅について
別れることになりました。

順子は
南くんに
「教えてくれて
本当にありがとうございます。」といって
別れました。