ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ブログ小説「ふたりで行くよ」その38

他のみんなは
ガヤガヤと
陽気に
話していました。

隅っこにいる
ふたりだけが
黙って
黙々と
食べているのは
明らかに変でした。

千香は
この際
理科教室のことを
話してしまおうと
思いました。

「そんなの
全然覚えていない」と
いわれたら
どうしようと思って
言い出せなかったのですが、
無言が続くより
ましだと
思ったのです。

どのように
言い始めようかと
また
数分考えました。


それで
正弥の方を見て
ゆっくりと
言い出しました。

千香:
私
以前に
正弥さんに会ったこと
あるんですよ。
覚えています?

そういわれて
正弥は
少し驚いたように
千香を
もう一度見ながら