ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ブログ小説「突然30年前に戻った順子の場合」その59

売店の仕事は
画一的です。

毎日
同じ客が
同じ時間に
同じものを買っていきます。

そして
できるだけ早く
計算して
お金を頂戴して
商品を渡して
仕事を終えないといけません。

要は
パッパと
行うのです。

そんな仕事を
手早くこなしていると
いろんな人が
たくさん来ています。

若い人もいるし
年寄りもいるし
女の子も
男の人も
いました。

順子は
笑顔で
応対するように
心がけていました。

笑顔で応対すると
笑顔で答えてくれる人も多く
それが
仕事の
励みになりました。

順子は
前の世界で
大変ななか
そんな風な
考えに至ったのです。

それで
今の世界でも
笑顔を心がけていました。

もちろん
野村や子供たちにも
笑顔で接していましたが
他の人も接していたのです。

野村は
売店の前を通ると
順子が
活き活きと
笑顔で
仕事をしているの
よくみていました。