ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ブログ小説「大切な彼女は突然に」その23

ふたりとも
映画に感動して
感情的になってしまったのです。

そんな風になって
黙って
映画館を出て
喫茶店に入りました。

由美子は
席に座って
一呼吸置いて
映画を見る前のことに
やっと思い出しました。

あの続きをしないと
誤解されたままでは
と思ったのです。

そこで
反復しました。

由美子:
私たちは
付き合っていません。

それに
私は
あなたのことを
好きでもありませんし
第一
あなたのことを
何も知りませんし

と言いましたよね

上羽は
映画の世界から
まだ帰ってきていなくて
ロマンティックな世界に
浸っていました。

由美子の質問を
あまり理解していないような
答を
したのです。

上羽:
そんな
そんな事ないでしょう

また冗談を言って

こんど
僕の両親にあってもらうから

説明するね


(全然理解していない
大きな声で
言ってやろう)

由美子:
何を言っているの

私は
あなたのことを
好きでないの

だから
付き合っていないの

それに気付いて下さい

わかりましたか。


上羽は
現実の世界に帰ってきて
「わかりました」と
小声で言ったのです。

その後すぐに
上羽:
付き合っていないことは
わかりました。

だったら
今から
付き合って下さい。

絶対に
あなたを幸せにしますから

(まだわからないみたい
ハッキリ言った方が
いいよね)

由美子:
付き合いません

(またまた言ってやったわ)