ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ブログ小説「妖精の休日」その105

緩和医療は
どうなっているのかと
湖子たちは思いました。

もちろん
医師や看護師は
24時間体制で
対処していましたが
限界だったのでしょう。

もうこれ以上
苦しまなくても
思いつつも
見守っていました。

入院から
おおよそ
四十日が過ぎた頃
家族のみんなが見守っていた
午後
息は
段々弱くなって
ついに
なくなってしまいました。

心臓はしばらく
動いているのが
取り付けられた
器械から
わかりました。

その
ピ ピという音が
段々ゆっくりになって
聞こえなくなりました。

ナースコールで
来た医師が
死亡を宣告しました。

悟が亡くなると
何だか慌ただしくなりました。

今までの
重いどうしようもない
空気が
一変しました。


数人の看護師さんが
エンジェルセットを持って
やって来ました。

手際よく
清拭していきました。

それから
霊安室に移動し
業者がやって来て
ご遺体の移動とか
告別式の打ち合わせとか
忙しくなりました。