ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ブログ小説「妖精の休日」その125

和己は
結婚してから
秘書とはあまり会っていませんでした。

幼い時は
母親の代役を
してくれた
秘書ですが
思春期以降は
あまり
話さなくなりました。

一夜をともしして
あれこれと話しました。

父親の思い出話は
秘書の方が多いように
和己は感じました。

湖子との結婚の時は
変装して
聞き合わせにいったそうです。

隣の
星子さん夫妻にもあって
話をしたことが
あるそうです。

秘書は
もう相当な歳なので
これを機会に
退職したいと
言っていました。

和己は
退職しても
父親の家に
住んでいて欲しいと
頼みました。

秘書は
気楽なひとり暮らしを
してみたいと言っていましたが
ひとり暮らしのリスクを
和己が並び立てたので
父親の家に今まで通り
暮らしていくことにしました。

こんな機会が
育ての親を
勤めてきた
秘書と
みっちり聞けたのが
和己にとっては
よかったことでした。

翌日の
告別式は
盛大で
国会議員をはじめ
多数の出席者がありました。