ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの71歳の老人の日記です

ブログ小説「妖精の休日」その135

人の子供は
すぐに大きくなるのに
自分の子供は
ゆっくりと大きくなっていきました。

湖子は
育児というか
子供を育てることを
楽しんでいました。

キャンプにも出掛け
田植えもしました。

おきまりのキャンプファイヤーで
感動して
親子とも
涙ぐんだり

山登りをして
星空を眺めたり
気球に乗ったり
自転車で
淡路島一周もしました。

父の日には
肩たたき券や
ボールペンや
キーホルダーも
もらいました。

湖子の子供たちには
まったくと言って良いほど
反抗期がありませんでした。

逆に
両親は
心配になっていたりしました。

ゆっくり楽しんでも
時間は過ぎていき
子供は大きくなって
親の手を離れてしまいます。

結婚して
家を出て行ってしまって
子供部屋には
長年使っていた
勉強机だけが
残されていました。