創は そのことを 聞いていたのです。 デートに行ったのですが 電車が 人身事故で 止まっていて帰ってきていたのです。 大声で ふたりが笑っていたので 「何々」と言って 部屋に入ってきたのです。 十詩子が そんな重要な ポストにいたとは 知りませんでした。 数字に強いことが きっかけになって いろんな仕事が 出来たのだと 十詩子が説明して 「僕も 数字に強くなる」と 言ったのです。 悟: それは良いけど 一朝一夕には それは出来ないのでは 創: だから 4年間かけて 頑張ります 十詩子: 創だったら出来る そろばんは良いんだけど 今時古いでしょうか 創: そろばんは 良いですよね 始めてみます。 お母さんみたいに 成れたらいいけど 悟: 頑張れば 出来る 絶対出来る