ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの71歳の老人の日記です

ブログ小説「東大阪のお嬢さま『雪子』」その32

お祖父さんは
背筋が
寒くなりました。

こんな問題を
間違っているようでは
雪子は
ひとりでは
生きていけないのではないかと
思ったのです。

お祖父さんは
平常心を持ちながら
雪子に
優しく話しかけました。

お祖父さん:
雪子は偉いね
宿題やっているんだね

雪子:
お祖父さんのお部屋は
勉強がはかどるの

お祖父さん:
それは良いね

ところで
雪子は
何になりたいんだね

雪子:
なりたいって
どういうこと

お祖父さん:
大人になったら
なりたいものだよ

雪子:
このままが
良いです。

お祖父さん:
そんな
大人になったら
なにかやりたいことはないのか

雪子:
そうだねー

思いつかない

普通は何なの

お祖父さん:
、、、、