ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの71歳の老人の日記です

ブログ小説「東大阪のお嬢さま『雪子』」その92

雪子は
篠原君が
「私を避けている。」
「私を無視している」
「私を嫌いになった」
と思うようになりました。

でもなぜ
突然
変わったのか
理解できませんでした。

本当は
変わっていないけど
なにか気分が悪くて
そんな応対になったのかとも
思ったのです。

そう思って
時間は過ぎていきました。

まず当面の
卒業講義を
克服する必要があり
その次に
難関の
薬剤師試験を
合格しなければなりません。

この頃は
全く会えない
真知子は
それに加えて
大学入試勉強もしていたのです。

難関の
東京の
建築学部を目指していたのです。

雪子に言わせれば
真知子は
天才だから
大丈夫で
それ程
苦労していないのではないかと
考えていました。

バカな
私は
たぶん
真知子の
何十倍も
努力していて
でもそれは
無駄働きになることが多くて
評価してもらえない
と考えていました。