ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ブログ小説「東大阪のお嬢さま『雪子』」その106

篠原君が
結婚して
子育てしていた頃
雪子は
仕事に
悪戦苦闘中でした。

秋月家は
代々晩婚です。

秋月家の
当主になる人は
適切な人でないと
秋月家を頼りにしている
一家郎党が
路頭に迷うことになります。

見極めるためにも
晩婚なのです。

そんな中
お祖父さんは
焦っていました。

代々晩婚ですから
お祖父さんの年齢は
80歳を超えていたのです。

最近は
気が弱くなって
早く
13代目の当主が
決まらないと
死ねないと
考えていたのです。

その頃の
秋月家は
お祖父さんが始めた
農機具を作る会社は
一時売り上げが激減しましたが
同業者が
次々とやめていったので
どうしても必要な
農機具の売り上げが
伸びたのです。

雪子の
父親が作った
プラスチックの会社は
順調でした。

今までの
プラスチックの製造器は
半自動で
取り出すのは
人間でしたが
この頃から
取り出し器がで始め
相当な経費を出して
新鋭機を購入しました。

新鋭機は
ほとんど
人手なしに
多量の製品が作れるのです。

そんな新鋭機は
プラスチックの会社の
未来に
暗雲をもたらすとは
この時
だれも考えていませんでした。