ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの71歳の老人の日記です

ブログ小説「後半戦はこんな作戦で」夏うた編

今週のお題「夏うた」

 

会社の電話に
得意先から
理子を指名で
電話がかかってきました。

電話を取ると
聞きなれた声で
仕事のことについの
連絡でした。

純一だったんです。

仕事の用事で
理子に電話してきたのです。

会社の電話ですので
用件だけを言って
切れました。

理子は
ドキドキしました。

 純一からの
仕事の電話で
言われたことを
関係部署に
連絡してから
明日の仕事の用意をして
帰ることにしました。

真心が
個別ビヤガーデンに行かないかと
聞いてきました。

「アクリル板で仕切ってあるんだけど
夏歌が
BGMで流れていて
夏っ
という感じなの」
とすすめてきたのです。

用事を詳細に話して
パスして
アパートに帰りました。

実家へ戻る
用意があったのです。

片付けていると
純一からラインが来ました。

デートで
どこに行けば
という話です。

理子;

プールに行きたいな

純一;

理子さんは
水泳部だもんね

理子;

夏になったら
いつも
プールの監視員だったから
純一;

理子さんと
プールに行きたいんだけど

泳げないんだ

理子;

ごめんなさい。

そうだったんですか。

じゃ別のところへ

純一;

やっぱりプールへ行きます。
泳げなくても
理子さんと一緒なら
きっと楽しい

行きます行きます!

理子;

じゃ朝早くから行きましょう

泳ぎ教えます。

というわけで
今度の日曜日には
朝プールに出かけることにしました。

週末の金曜日の出勤は
何かウキウキするものです。

明日
純一とデートなら
なおさらです。

そんな理子を見て
真心は
「今日
理子は楽しそうね

デートでもあるの」と
言ってきたのです。

理子は
考えました。

純一と
付き合っていないとなれば
真心は純一に紹介せよといってくるに違いない
ならば
明日デートで
付き合っているということにして
真心をあきらめさせようと
考えたのです。

実際日曜日に
純一と会うのだから
嘘ではない。

少しうわつった声で
「日曜日 純一君とデートなの」と
言ったのです。

真心は
えーっと驚く以外ありませんでした。