武は 我に帰って 唐突とも思うことを しゃべりはじめます。 武: 一昨日私は 彼女に振られたんですよ。 由美: 、、、、、 武: 私は未練たらしく 彼女を追いかけたりしません。 去る者は追わずだ 由美: 、、、 (少し困惑して) 武: もともと 恋愛というものは お互いによく理解して できるものなんだよね。 僕は彼女のことよく理解していたつもりだが 出来ていなかったんだよね やっぱり思い込みは良くないよね。 由美: (小さい声で) はぁー 武: 今度恋愛するときは 相手をよく知るようにしなきゃいけないな。 でも僕は 彼女を拘束しないよ。 君も拘束されたくないでしょう。 由美: 、、、、、、、、 武: 拘束は良くないよね。 相手をよく知ることと 矛盾するよね 恋愛は矛盾でいっぱいだけど それを解決するのが 愛情だよね。 由美: 、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、 、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、 由美はそんな武の 恋愛論を聞いて どう答えればいいのでしょうか。 優しい由美のことですから どのように答えたらいいか 頭の中が 今度は由美が 真っ白になってしまいました。