ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ブログ小説「笑顔のアイコンタクトに魅せられて」その15

バブル景気が
終わって
不景気になっていく
その年だったので
到底
京都の山奥では
仕事などは見つかりませんでした。

そこで
何とか通える
京都で
就職先を
探しました。

進学校で
求人票など
来ない学校だったので
顧問の先生の
紹介で
何とか
面接まで
こぎ着けました。

証券会社で
全国展開していたのですが
京都だけの
地域職に
応募していました。

面接の
前日
「笑顔で
全力を出してきてね」と
助言してくれました。

高校では
笑顔のアイコンタクトについて
話していませんでした。

しかし
みんなは
私の
笑顔を
知っていたのだと
薫子は思いました。

電車に乗って京都の
証券会社の
支店に行きました。

数十人が
応募していました。

高校の制服を着た
人達は
「私より優秀のように見える」と
思いました。

すこし
寒気がしました。

心の中で
笑顔のアイコンタクトと
言い続けて
順番を待ちました。