ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ブログ小説「笑顔のアイコンタクトに魅せられて」その53

薫子は
会社では
人気者で
大忙しでした。

仕事が
庶務総務のようなことをしていたので
特に決められていない仕事は
すべて
薫子がしていました。

入社式や
送別会に至るまで
幹事のようなこともしていました。

そのため
会社の中では
知らないものはないくらいの
人気者でした。

支店長も
その
笑顔に
気が付いていて
春の人事異動で
異例の
窓口の係に
配置換えのなりました。

春から
慣れない
窓口係が
始まりました。

証券会社の
窓口係は
いろんなことを
知っていないと
勤まりません。

笑顔だけでは
果たせません。

そのための
勉強をしました。

花嫁修業に
証券会社の仕事の勉強と
忙しい日々を過ごしていました。


そんな中
陽一君との
デートは
今まで通りにしていました。

結婚が夢なのに
他のことで
夢を壊したくなかったからです。

陽一君は
3年生になると
専門の
経営学の勉強のために
留学が
カリキュラムのなかに
ありました。

7月から
来年の4月まで
オーストラリアに
留学することになりました。

陽一君は
薫子との
別れの日
涙ぐんでいました。

薫子は
とびっきりの
笑顔のアイコンタクトをして
見送りました。