ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

短編ブログ小説「遊び人真一」その26

ボランティアのために
商売・仕事を
辞めてから
久しくなります。

しかしいろんな所で
職業を
書かなければならないことが
多いと
真一は思いました。

そんな時には
無職と書くのも
何だし
はじめは
貸し家があるので
不動産業と
書いていました。

しかし
誰かに
不動産屋の
おじさんと
言われて
それはやめました。

そこで
いろいろ考えて
投資家と言うことにしました。

実際に
株に投資しているし
その額も
普通の会社員の
年収の
何倍もの額だし
毎日確認しているので
仕事と行っても
問題ないと考えていたのです。

それに
投資家って
格好いいと
自分では思っていました。

国勢調査の時
投資家と
職業欄に書いて
妻に
最初に
見つかりました。

妻は
「投資家なんだ」と
初めて知ったかのように
真一の顔を見て
語りました。

この時から
真一が
「投資家」であることが
公然の事実となりました。

近所の
集まりにも
時間があったので
よく出席しましたが
そんな会合でも
「投資家」ということが
知れ渡っていて
お金のことについて
相談されたこともありました。