昭和30年代初めの頃 鋳掛け直し
「いかけなおし」ご存知ですか。
私の子供の頃
「いかけなおしー」と言いながら
鋳掛け直しをする職人が
道具を自転車に積んで
道を回っていました。
さて「いかけなおし」とは、
一体何でしょう。
皆様ならご存知ですよね。
鍋の穴を修理することなのです。
私のは、子供で記憶が定かではないが、
鉄鍋でもアルミ鍋でも修理したような記憶があります。
元々鋳掛けとは、
溶接に似た技術で
高温が必要です。
しかし
当時の「いかけなおし」は、
たいした温度ではなかったように思うので、
「ろうづけ」のようなものだったのでしょうか。
いずれのせよ
穴の空いた鍋を
修理して使うと言う
節約の極意のような時代です。
テフロンのフライパンを使っている
私のは全く正反対です。
「いかけなおし」について詳しい方
お教えください。
おられるでしょうか。