ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ロフトで勉強しましょ 3話

十詩子は
仕事が終わると
市場で買い物をして
お部屋に帰りました。

まじめとか言うことでもなく
お部屋に帰るのは
当時では常識です。

帰ると
料理をします。
十詩子の部屋には
当時のアパートでは
珍しく
流しが付いていて
料理はお部屋で出来るのです。
でも
十詩子の部屋には
冷蔵庫がないので
その都度作らなければいけません。

十詩子は
疲れて帰ってきて
いろんな家事をこなして
やっと
ご飯が食べれました。

それから
少し読書して
何もすることもないので
寝てしまいました。
テレビや
ラジオがないので
そうしたのも無理はありません。

十詩子の部屋は
4畳半しかありませんでしたが
何もなかったので
ひとりでは広いお部屋でした。

会社とお部屋を
往復して
いつもと変わらない仕事をして
給料日がやってきます。
4月25日は
十詩子の初給料日です。
朝から会計課に先輩と敬子と3人で行って
お給料の現金を
もらってきます。

それを
経理課の応接室で
各人の給料袋に
読んで入れていきます。

課員は20数名なので
100万円を軽く超える金額を
初めて見た十詩子は
驚いてしまいました。

敬子は小声で
「私も最初この現金を見たときは
驚いたわ」言いました。

昼前に
なって
給料袋が
配られました。
各人はんこを持って
集まってきて
嬉しそうにもらっていきました。

最後に
十詩子がはんこを押して
給料袋を手にしました。

初任給は
3万円あまりです。
(著者注:たぶんこのくらいだと思いますが
間違っていましたらご指摘下さい。)
十詩子は
まずその内から
家主さんに
5,500円をひとまず渡しました。

残りは
どうしようか迷いもせず、
1万5千円は
豊岡の
実家に送りました。
残りを郵便局に貯金しました。

十詩子の家に
冷蔵庫や
テレビは
なかなか来そうもありません。