武がしどろもどろしているのを見て 由美は 「やっぱりなんか ネタがあるんでしょう? ここで出会うように 何かしたでしょう? どうなの?」 と少し笑って 話しました。 武: そんなことないんだけど 、、、、、、、、、 由美: 私の後付いてきたんでしょう 武: そんなことないです。 じゃ本当のことを言います。 由美: えー 今までのことは嘘だったの 武: いやー 嘘と言うことではなくて 本当のことを話すと言うことです。 僕仕事で 偶然君の病院に行ったんだ。 メール2本送ったでしょう。 そしたら 着信音が 近くで 同時にしたの それで 由美さんがこの近くにいるんだとわかったんだ。 由美: ホントなの? ホントにそうなの そんな偶然ってあるかな 武: 本当に偶然なの 先生に僕のことを聞いたら わかってもらえると思うよ。 明日聞いてみて 由美: それもネタじゃないの 武: そんな 頼むよ 由美: それが本当なら なぜ病院で会えないの 武: そうなんだけど そうなんですよね。 でもね 病院で君を待っていたら 何か信じてもらえないじゃないの 偶然に駅で出会う方が より自然なのかな と思ったんだ。 それがすべてなの 信じてくださいよ。 由美: ネタじゃないの? うー 信じてあげる。 信じるわよ これからはそんなことは止めてね。 武: そうするよ そうだね 真実が一番良いよね。