ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの71歳の老人の日記です

東男と京女の恋 22話

いろんなリゾットを
しっかり食べたふたりは
「少し体のいいことをした」と
思いました。

武は
最初会ったときに
デート2回目で
結婚を前提に
付き合うかどうか
由美が言っていたことが
気になっていました。

でも
小心者の
武には
そんなことは聞けませんでした。

武の見かけからは
とても小心者とは
思えなかったのですが
そんな風体が
良いときも
悪いときもありました。

でも話は
続きます。

下手なだじゃれなんかも言っていました。
例えば

放送を聞いていて
「ほーそー」と言ったとか

インフルエンザの関係で
マスクがよく売れるので
マスクが
益々売れたとか
言って
受けを狙っていました。

由美も
そんな武が
可愛いそうになってしまいました。

由美:
武さん
そんなに
がんばらなくて良いよ
もっと
力を抜いたら
別に話題がなくても
良いんじゃないの
沈黙で
それはそれで楽しいんじゃない

武:
でも
沈黙は
良くないんじゃありませんか
僕は心配なんです。
おもしろくない男だと思われたらどうしようかと

由美:
話題が多かったからと言って
いい人とは限らないんじゃない
寡黙なのも格好いいかも

武:
寡黙な人が
由美さんは好きなんですか
僕おしゃべりですよね
僕落第ですね

由美:
僕 落第ってなんですか

武:
今日は
由美さんと付き合うかどうか
決まる日じゃないんですか。
僕ドキドキなの

由美:
そんなこと
私言ったの
覚えていないわ
本当に私言ったの

武:
へー
忘れてしまったの
最初に言ったじゃないの
覚えていないの
僕がんばっているのに

由美:
がんばっていたの
知らなかった
ちょっと悪かったかな

武:
別に悪くないけど
僕の
結果を教えて頂ければ
良いんです

由美:
もちろん
どうしようかな
うーん
、
、
、

武:
じらさないデー

由美:
別にじらしていないけど
そんなこと私に言わせるの
私の気持ちわからないの

武:
えー
そー
じゃ良いんですね。

由美は軽くうなずきまし

そしてふたりは
笑いはじめ
そうして大きく笑ってしまいました。

ふたりの今後はどの様になるのでしょう

このお話は
新幹線の場面を除き
フィックションです。

でもリゾット屋さんは
実際にありますので
できれば行ってみて下さい。
ひょっとしたら
しっかり者の由美と
少しひょうきんな武に
会えるか知れません

確実に言えることは
リゾット屋さんは美味しいと言うことです。

このお話は終わりです。