新婚初夜の 始まりなんです。 野村も期待したかも知れません。 そして 真由子も 期待していました 体はもちろん初めてですが 記憶は 20年ぶりです。 でも真由子の期待は 大きな不安でした。 そしてその不安は 現実のものとなります。 真由子は もう一度 お風呂に入ってから 寝ようと お風呂に行きました。 真由子は すぐにお風呂を上がって 野村にも勧めました。 野村は フンと言いながら 少し疲れた様子を見せました。 野村: ちょっと寒気がするんだ。 今日は止めておくよ 真由子: どうしたの 体悪いの 野村: もう寝るよ 熱が上がって来るみたい。 いや トイレに行ってからにしよう おなかが差し込んでくる。 痛い 真由子: あー 大丈夫? 真由子は 前の世界と 全く同じでした。 食中毒になるなんて 偶然による物が多いのではないの 食中毒菌が 食品に付くことは 偶然なのに 前の世界と全く同じに進行していると言うことに ある意味ホッとしました。 と言うのも 野村と真由子は ふたりの子供が生まれてくるのですが 同じ子供が生まれてくる確率は 殆どないと考えていたのですが これで行くと 同じ子供が生まれてくるに違いないと思いました。 そのためにも この世界を 乱さないことが 大切だと思いました。