ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

アスカル帰還せよ その39

サリナ:
そんな事してはダメ
移動ユニットの性能を考えると
それは無謀だわ
アスカルに
もしものことがあったら
心配だわ
僕は絶対反対

アスカル:
心配してくれるのは
うれしいけれど
ここまで来たら
彗星の探査もしなければ

サリナ:
僕たちは
始めて火星に到着し
偉業を成し遂げたのよ。
これ以上の成果は
要らないは

以前に
大変な目にあったのに
あのときは
僕が助けてあげたけど
今度は
私はできないわ

アスカル:
あのときは
、、、

ありがとう
でも今度は
遠くに行かない
直ぐそばまで
彗星が接近してくれるから
大丈夫

そう私が
熱意を持って言うと
サリナさんは
仕方なしに納得しました。

例によって
軌道を修正するために
自転車こぎとルームランナーで
発電して
修正していきました。

そして遭遇のその時が来ました。
私は
宇宙服に着替えて
船外活動機に
サンプル採取箱をもって
乗り込みました。

サリナさんは
操作ユニットの中にいました。

充分に
コンピューターの自動操縦で
彗星と
探査機は近づき
私は
船外活動機で
彗星に
着地しました。

彗星は
小さいもので
重力というものが
ほとんどないので

着地というか
一緒に飛んでいるという感じでした。

サンプル採取箱に
彗星のチリを集めて
入れました
そして帰ろうとしたとき
私は
彗星に向かって
エネルギーを噴射しました。

その噴射が
大きな困難を
私にもたらしたのです。