私は
経費が削減されるので
節約をし始めました。
ちょっとでも手持ちの
お金がなくならないように
しなければ
剛とうまく暮らせないと考えたのです。
ドラマでは
「お金がなくても愛があれば」
とよく言っていますが
あまり信じられませんでした。
幸せに暮らすためには
お金が必要だと考えていたのです。
電気や水道・ガスなんかを
節約する方法を
お隣の人に聞いたりしていました。
夕方になると
いつもより早く
剛は帰ってきました。
食事を楽しくふたりでしたあと
剛は話を始めました。
剛:
階段を
実際に作ってみようと思います。
土日に作ってみますので
これからは
土日は出かけられません。
不自由をおかけします。
星子:
そんなこと
当たり前です。
でも剛さん
あまり無理しないで下さいね。
それから、、、
剛:
それから
星子さん
朝に
しばらくは
こちらにいると言ってましたが
本当なんですか。
階段ができれば
任務が終わって
帰ると前おっしゃっていた様に思いますが
星子:
それが
、
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
、、、、、
神様が
新しい任務を
命令されたので
剛:
新しい任務って
何ですか
もっと難しい事を
私に考えなさいと
いうものなんですか。
星子:
いや
、、、
その、、、、
あの、、
そうだ
『考えた階段を
広めなさい』
という任務です。
私は
一緒に暮らすなど
言えませんでした。
顔が真っ赤になったように感じました。