ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの71歳の老人の日記です

デザインを決めるのは奥が深いらしい

本日
有名なデザインの先生に
ご教示下さいました。

電化製品でも
その他の製品でも
デザインを決めるときには
それはそれは
大がかりなことをしているらしいのです。

もちろん大金をはたいて
製品を作っても
売れなかったら困りますから
もちろん
論理立てた
デザインの生成です。


さてどのようにするかというと
モニターの集団に
アンケートをします。

例えば
掃除機についての調査の時は
掃除機に深い思いがある人を探すものです。

だからといって
掃除機に興味がある人と
アンケートしては
単に報酬を得たい人ばかり集まりますので
掃除機とは関係ない質問の中に埋もれて
問い合わすのです。

その結果から
20人ほどの人を選び
今度は
二日がかりで
聞き取り調査をします。


性別・年齢などはもとより
家族構成や
性格嗜好ファッションや
持ち物マイカーの種類・自転車なども
詳しく聞き取り
「ペルソナ」と呼ばれる
人物像を作り出します。


その人が
使いやすい
使って安らぎを感じる
そして
誇りに思うような
掃除機を作るのです。
デザインするのだそうです。

ペルソナは
平均像ではなく
集約できる
人物像を作るのです。


こんなことを
女房殿に言ったら
「そうか
特定の人のために作っているので
使いにくいんだわ」と
答えてくれました。

そうですよね

でもそうした方が
売れやすいのでしょうね。

誰もが
使いやすいより
売れる製品を
作るのが
一番よいことですものね。