ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ブログ小説「ロフトに住むレジ係」その3

加代美は
勤めた会社で
普通にがんばりました。

がんばっている加代美を見て
ある取引先の
男性が
アタックしてきました。

バブル甚だしいときですので
有名なホテルで食事
クリスマスには
サプライズプレゼントとしての
ネオンサイン
赤いスポーツカー
等々

今で考えれば
分不相応な
ものの数々だったように
思い出されました。

そして結婚
猛と
加代美は
結婚の運びとなりました。


豪華な結婚式と
海外旅行にも行きました。

そして新居は
新しく買ったマンションでした。

夫婦は
別の会社ですが
ともに不動産会社に勤めていましたから
早く買った方が
得だと思っていたのです。

買った翌月には
マンションが上がる
時期だったのです。

猛は
会社で
モーレツに働きました。

朝早くから
夜は
12時頃まで
働きました。

猛と
加代美の
休みも
全く違っていましたので
すれ違いの毎日で
1ヶ月に
数日会えればいい方というような
月日が過ぎました。

でも
ふたりは
仕事が充実していたことと
会ったときには
パーッと
使ったので
満ち足りていたのでしょうか。

マンションの
月々の支払いも
順調に
繰り上げ
返済もしていました。

しかしあるときから
突然
不動産が
思ったように
売れなくなったのです。

加代美も
お茶を出す
階数が減ったように
感じていました。

そんなバブルの絶頂なときは
皆様もおわかりのように
終わってしまいます。

住専が
破綻すると
バブルの崩壊は
決定時となり
寒い冬の時期が
やってくることになります。