ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ブログ小説「ロフトの妖精 スイーツ編」その37

一通り
社長は聞いてから
実技を
明にお願いしました。

課題は
小さなスポンジケーキに
デコレーションすることです。

明は
頭が真っ白になりました。

そんなこと出来るはずがないと
思ったのです。

でも
その思いに反し
手が足が動いて
生クリームを泡立て
スポンジケーキに
デコレーションして
その上に
イチゴなどの果物を
サッサと
載せ
それから
チョコレートを
飾り付け
パウダーシュガーで
仕上げました。

横で見ている
社長や早樹
それにみんなには見えない
星子や剛も
びっくりです。

その手際の良さ
皆は
もう何も言うこともありません。

早樹は
明を
頼もしく思いました。


星子と剛は
さすが
湖子様の魔法は
すごいとおもいました。



社長:
明さん
履歴書どおりの
すごい技術
申し分ありません。

先行する早樹さんの指示のもと
しっかりがんばって
良いものを作って下さい。

早樹さんわかりましたか。

早樹:
社長
明さんは
私と比較にならないほど
熟達しています。

私が
明さんに指示なんか出来ません。

明さんの部下として
働きたいと思います。


社長:
早樹さん
謙虚なことはわかりますが
キスワンについて
熟知しているのは
早樹さんの方ですから
やはり
早樹さんが
指揮して下さい。

お願いします。

明さんは
技術的には
上かもしれませんが
早樹さんを助けて
良いものを作って下さい。

早樹:
そんな
でも


早樹の密かな企ては
この場で
頓挫してしまいました。


早樹は
その責任の
重さに
気が滅入ってしまいましたが
明さんの前では
がんばっていました。