ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ブログ小説「冴子の人生は」 その39

勇治は黙って
聞いていました。

勇治は
おぼろげながら
その日のことを
思い出しました。

勇治:
わかった
わかった

そう言う理由なのか

よくわかったよ

そう言えば
そんなことも
あったような気がする。

たぶん
その女性
いや
女子高生は
野球部の
マネジャーで
いや違った
元マネージャーで
高校の追試験を
受けていた人じゃなかったかな。

僕は
冴子さんが知っているように
野球部だろ

マネージャーが
学期末試験で
欠点を取って
それでは
卒業できないから
早朝勉強を
元野球部員全員が
助けていたんだ。

それを
冴子さんは
見たんだね。

でも
たぶん
僕の
早朝勉強は
一日だけだったように
思うんだけど

その日だけだったんだよ

それを
聞いた
冴子は
誤解だったとわかりました。

そんな誤解が
冴子の
人生の
はじめの部分を
狂わしたのです。