ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ブログ小説「冴子の人生は」その59

平成になったとき
それは
あとでわかったのですが
不動産バブルの時期です。

不動産価格が
止めどもなく上昇すると
当時の
日本国民は
どう思っていました。

極端な場合
あさかった不動産が
夕方高く転売できるのです。

多くの
不動産を持っていた
大地主はもとより
小さな土地を持っていた人たちも
見かけの資産は
上がっていって
みんなお金持ちになったような気になっていたのです。

土地だけでなく
お給料も
一緒に
上がっていったので
消費は増えて
日本は
好景気になりました。

年寄りから
若者に至るまで
恩恵を受ける結果となりました。

勇治のお給料も
20万円を越え
冴子の時給も
350円から500円に上がりました。

単に
最低賃金が上がったので
冴子の給料も上がっただけなんですが
冴子は
嬉しくなっていました。

そんな勇治と冴子は
バブルの
波の
ほんの小さな
波がやってきていたので
気が大きくなっていました。


絶対に外食はしないという
原則も
少し弛められて
プチ贅沢をしていました。