家の前で待っているのも 謝る立場と言うことを 考えると 良くないので 少し離れた 公園で待つことにしました。 休日ですが 寒い冬 誰も 公園で遊んでいる人などいません。 公園で ひとりで待っていると 急に昔のことを思いました。 高校生の時に 勇治の追っかけをしていて 公園で 勇治の下校を 待っていたことを 思い出しました。 あの日は 暖かい日でしたが 今日は 寒い一日です。 でも 待ち続けました。 子供が帰宅するか 家から出てくるのを 待っていました。 小学生の時に 分かれたので 変わっていて わからないだろうと 思いました。 昼が来たので 近くのコンビニで パンを買いました。 買ったパンが あのときと 同じようなものであったことを 思い出して 少し笑ってしまいました。 あのときが 原点だと思いました。 冬の 日の入りは早いので 急に暗くなって 夕方になった時 家から ひとりの 若者が 出てきました。 登の 若い時に 似ていると 思いました。