ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ブログ小説「冴子の人生は」その114

いろんな仕事があって
話し相手になって
仕事になるものがあるんだと
思いました。

私には
あんな風には
話せないと
感じました。

心にもないことを
初対面の
客に
言うなんて
誠実でないと
考えたのです。

昔
チューナーの工場の
検査係で
まじめに検査をして
大問題になった事件が
冴子には
心に残っていました。

そんな批判の目で
眺めていました。

他のみんなは
気を良くして
話が弾んでいましたが
冴子は
その中には入れませんでした。

冷ややかな目で見ていることを
同僚たちは
見ていました。

店を出る時に
入り口の横に
「求人
明るく元気な方」と
書かれていました。

冴子は
こんなところに
勤められる人は
嘘つきな人だと
思いました。

冴子は
やはり
どんなに大変でも
キャベツ工場で
働くしかないと
思いました。