ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ブログ小説「超幸運な男」その2

屈曲し性格の次男坊は
いわゆる
大正デモクラシーと呼ばれる
時代を
幼児期過ごしたのです。

今で言えば
バブル時代です。

バブリーな考え方を
持った父親と
仲がよくなる女性は
やはり同じような人だったのです。

当時は
「水商売の女」と
呼ばれる
女性でした。

親が反対しても
聞く耳を持ちません。

次男坊が
少し「尻に敷かれている」状態だったのです。

そんな間に
生まれたのが
勝です。

勝は
幼児期は
ものだけは
たくさん与えられました。

でも
父親はもちろん
母親も
家にいない時の方が
多いのです。

家に
母親がいない時には
父親の
母即ち祖母が
面倒を見ていました。

それをよいことに
父親も
母親も
ほとんど家にいない状態でした。

勝が
三歳になった時
母親が戻ってきて
妹の妙子を生みます。

妙子が
母乳を飲んでいる間は
母親がいましたが
勝にはほとんどかまっていませんでした。

勝は
淋しい
思いをしていました。