ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ブログ小説「超幸運な男」その27

それまで
タライと
洗い板・石けんの洗濯とは
労力は
大違いです。

奥さんは
大変感謝していました。

テレビは
皇太子の結婚を見るために
よく売れていました。

でも
庶民には
高嶺の花
まだまだ
テレビを買う人は
宗教団体の中でも
ありません。

そんな
お金があると
寄付することの方が
大切だと
みんなは考えていました。

そのころ
宗教団体では
新しい会館の
建設を
計画していました。

新しい会館ができると
集まりは
いつでも出来るし
テレビも
置く計画だというのです。

勝夫婦も
協力したいと
思っていましたが
もう
寄付して
何も残っていませんでした。


そんな時
勝の父親の
勇治が
肝臓がになったと
知らせがありました。

昼夜お酒を飲み
煙草を吸って
当時出たばかりの
即席ラーメンを
食べていました。

他のみんなは
そう思っていました。

ガンは
手術出来ないほど
末期で
抗がん剤もなかった頃ですので
今で言えば
終末医療ですが
そういう
ものがない時代ですの
手をこまねいて見ているだけです。


激痛のある
勇治を
ただただ看ているだけです。

勝の
母親は
そんな勇治を
全く世話もしませんでした。

そこで
勝の
奥さんが
よく
看ていました。