ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ブログ小説「笑顔のアイコンタクトに魅せられて」その125

登:
好かれる能力という物が
人間に
あるかどうかわかりませんが
少なくとも
美奈子さんは
あると思いますよ。

病院のみんなに
好かれているみたいじゃありませんか。

美奈子:
病院のみんなは
私が
外科医だから
そんなフリをしているだけ


登:
そんな風に思っているんですか

昔
私と会った時
笑顔のアイコンタクトで
頑張っていたじゃないですか


美奈子:
そうなんだけど
私には
友達のようには
できないんです。

登:
もう言ってしまいますが
その友達は
薫子さんのことでしょう。

美奈子:
やっぱり登さんが
好きな人は
薫子さんだったんですか

登:
こんな風に言ったら
美奈子さんには悪いけど
薫子さんは
超人だから
比較しない方が良いのでは

美奈子:
薫子さんは
私にとっては
先生ですので
羨んだりはしていません。

登:
そうそう
わたしにも
先生です。

美奈子:
こんな仕事をしているのに
人と会うことが
苦手なんです。

登:
人と会うことに苦手なのは
私もそうです。


父に代わって
会社を継いだから
仕方がなしに
人と会っていたんです。

でも
私は
愛されていると
思っています。

私の母親や
姉
会社の人や
それに
、、、、、、、
薫子さんにも
薫子さんは
私に
笑顔で対応してくれるんです。

少なくとも
嫌いではないと思います。

美奈子:
薫子さんは
本当に超人だから
登君のことも
好きだとは思いますが
たぶん
つきあいたいとは
絶対思っていないと思いますよ。


登:
もちろんそうだと思います。

それでいいんです。

私は好かれていると
思えるだけで
満足なんです。

美奈子さんを
愛している方も
必ずいるし
これからも
できてくる。

笑顔でいたら
きっと
そんな人が出てくるから

美奈子:
私も
そう思いたいのですが
信じられないのです。

登:
友達のない私が
言うのも何ですか
あなたには
薫子さんという
友達もいるではないですか。

美奈子:
薫子は最良の
友達と思います。

そうなんですよね。

でも


この話は
つづきます。