ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ブログ小説「笑顔のアイコンタクトに魅せられて」その159

1ヶ月に
数回
会って
そんなたわいもない
話をするのだけが
楽しみの
登でした。

薫子は
そんな話をする
登を
一般の客と
同じように考えていました。

もちろん
登という名前も
知りませんでした。

しかし
そんな関係が
たぶん
2年以上経つと
薫子の方も
意識するようになりました。

その意識は
全く
小さいもので
クリスマスの夜に
陽一君にあった今でも
本当に小さいものでしたが
やはり
意識していました。

陽一君の
言葉を
信じるしかない今となっては
薫子は
まわりに
陽一君より
優れたひとが
いないか
考える中
名前もわからない
登についても
考え始めたのです。

薫子は
夏子ちゃんの育児と
スーパーマーケットでの勤務
家事など
忙しく
時間を過ごしながら
考えていました。

登も
社業に
東奔西走し
料理洗濯掃除に
忙殺されながら
暮らしていました。

そんな
ふたりの間だけには
ゆっくりと
時間は流れました。