ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

長編小説「昭和」その8

まだまだ少年の
亀太郎ですので
将来のことや
結婚のことなど
考えるのが
現代では普通でしょう。

江戸時代は
そんなことを
考える
考えても意義がある
人など
一握りいるかいないかです。

小作の子は小作
長男に生まれた亀太郎は
結婚は出来るけど
相手は
親が決めるものです。

次男に生まれたら
一生結婚することなく
部家住(へやずみ)のままです。

今は
叔父さんが
もう
40才近いのに
同じ家に住んで
農業を手伝っています。

将来を
考えても
無駄としか言いようがないのです。

同じように
叔母さんも
ふたり同居していて
結婚することもないでしょう。

春になると
農作業は
一気に忙しくなります。

二毛作
(お米と裏作を年に2回収穫する農業の技法)を
している
この地域の農業は
無理があります。

麦が大きくなって
収穫して
その後
田植えをしなければならないのです。

今のような
機械がなく
満足な道具さえない時代に
それは大変でした。