ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ブログ小説「突然30年前に戻った順子の場合」その34

トイレから出てくると
野村はぐったりしていました。

野村を
お布団の中に入れて
寒いというので
自分の布団も
掛けて
介護しました。

2時間ぐらい
野村はウトウトして
目が覚めると
もう一度トイレに行って
今度は暑い暑いと
言いました。

順子は
ホテルのフロントで
氷枕を借りてきて
野村の頭の下に置きました。

それから
野村は
ウトウトしたり
トイレに行ったり
朝までしていました。

順子は
全く眠らず
介護して
一夜を明かしました。

そんな長い夜に
ズーと考えていたのです。

今の世界が
前の世界と
変わらないようにしないと
いけないと思いました。

でも
冴子が
この世界では
生きていることは
前の世界とは
全く違う事です。

この変化が
大きく今の世界を
変えないか
心配でした。

冴子とあまり会わない方が良いのでは
でも冴子は
林さんと結婚するし
林さんは
新居の近くに住むことになっているし
やっぱり
冴子と
会わない事なんて出来ないと
思い悩んでいました。

こんな事を考えて
野村を
介護していたのです。