ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの71歳の老人の日記です

ブログ小説「大切な彼女は突然に」その66

にわかの
主夫が
料理をうまく作れるはずもなく
さんざんな出来出来たが
自分の作ったものは
何でも美味しいと言う大原則で
朝ではなく
三時のおやつに
食べてみました。

食卓の上に飾った
由美子の前にも
置きました。

小さな由美子の写真は
笑っているようにも
「食べて大丈夫?」と
言っているように見えました。

そんな休日を過ごして
翌日
仕事に出掛けました。

忙しい
仕事を
していると
由美子のことを
忘れることが出来ました。

週末で
休みになると
掃除洗濯と
家事をこなしていました。

由美子の
写真の前も
綺麗に掃除しました。

七日七日が
土曜日になっていて
土曜日毎に
住職さんが来て
お経を上げて
小さな法話をして
帰りました。

「やっぱり
由美子は
本当に
光になって
僕を見ている。」と
思うようにすることにしました。

でも
夕方
くらい中で
由美子の写真を見ると
また悲しくなりました。










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