ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ブログ小説「妖精の休日」その15

悟は
平日は
まだまだ
くらい時間に起きて
「朝の間の仕事」して
それから会社に出掛け
帰ると
少し夜なべをし
会社が休みの日曜日は
夜明け前から働いて
暗くなっても
仕事をする毎日でした。

休みなどありません。

悟が
努力家で
気力が満ちているから
そんな苦労を
できているということでは
ありません。

来住家の隣の家の
農家の家族も
そんな風に働いていたし
隣の隣の家も同じだし
一軒を除いて
村中のみんなは
そんな風に働いていたし
その寒村だけでなく
その隣村の家でも
いや
もっと言えば
日本中の家族の
90パーセントは
そんな風に働いていた
時代でした。

湖子は
両親の
働く姿を見て
育ちました。
盆暮れには
少しは休んでいたように
見えまたが
この時代の
人間は
常に
働いていたのです。

それも
単純だが
重労働の
しんどい仕事です。

そんな風に働いていも
お金が
たんと儲かるわけでもありません。

みんながそうであったように
赤貧の暮らしでした。

湖子が
6才になって
学校を行き始めた頃
湖子は
下駄で
通います。