ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ブログ小説「妖精の休日」その112

麻酔が効いてきて
意識がなくなりました。

目が覚めると
ストレッチャーで
病室に向かっていました。

うつろな目で周りを見回すと
和己が心配そうに見ていました。

ICUで
凄い傷みがやってきました。

こんなに痛いのは
初めての経験です。

そもそも
妖精は
体がないので
痛みなど感じません。

人間界にいる時は
体がありますが
そんな病気にならないし
ケガをするような
へまをしないし
痛みを感じることなど
殆どないのです。

人間は
こんな痛みを
感じているのかと
体験しないと
わからないと
はじめて思いました。

父親の
悟も
こんなに
痛かったんだと
文字通り
痛感したのです。

湖子の場合は
数日で
痛みも
小さくなって
退院できたのです。

医師からは
数年間は
経過観察になると
言われました。

薬も
渡されました。