ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

大阪に30分の田舎 我が故郷 昭和20年代の航空写真 畑

大阪に30分の田舎 我が故郷 昭和20年代の航空写真

私の家の畑は、
藻川の川の向こうにあって
3反(さんたん)の大町です。
3反は、3000平方メートルです。
この畑は、我が家のドル箱で
かつ 大変な畑仕事を強いてくれます。

この畑が我が家のもの
父のものになる過程をお話いたします。

この畑は、西宮の割烹料理店の所有でした。
その店の主人は、
すっぽん料理をしようとして
すっぽんを飼うための池を
知人の紹介で買ったそうです。
もともとこの畑のあったところは、
自然堤防の淵にあり畑であったそうです。
大変水はけが良い畑で、
池にすると水がすぐ抜けるような地盤であったそうです。
料理店の主人は、畑を掘って
池を作りました。
水を引いてきて
貯めようとしたのですが
水が土の中に消えてしまい
断念して
小作地に出したそうです。
私の父が紹介で
小作人になり
耕すことになりました。
何しろ機械のなかった頃
大きな畑を全部耕すのは、困難な事でした
母は、「草取りをやり終わった頃
はじめの所が生えていた。」と後になってから
言っていました。
戦争をはさんで大変な頃は、
米軍の空襲と商品統制の取締りをかいくぐり
年貢を料理店に持っていったそうです。

仕事は、大変ですよね。