ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

大阪に30分の田舎 我が故郷 昭和20年代の航空写真 畑の続き

大阪に30分の田舎 我が故郷 昭和20年代の航空写真 畑の続き

父は、機械もない時代
畑を がんばって作っていました。
そして戦争の困難な時代を超えて
敗戦になります。
戦後の食糧増産時代も大変でした。
その大変さは、後日にします。
昭和25年になると
進駐軍の総司令部は、
農地改革を実施を日本政府に命令しました。
日本の封建的風土が
戦争への道を進ませたという判断から
財閥解体とともに農地改革を推し進めたのです。

政府は、自作農創設特別措置法を作り
いわゆる農地解放を実施した。
畑の持ち主は、不在地主ということで
畑は、ほんの少しの金品で
持ち主から買うことになります。

これは、父にとっての仕事上の大きな成果です。
それまでのも
節約に節約を重ね
自費で田んぼを買っていました。
しかし父が作っていた小作地のすべてが
手に入ったわけではありません。
小作地の地主の中には、
小地主がおられて
1町2反までなら小作地のまま置いておけるので
父の作っていた田畑のおおむね半分が
農地解放になりました。

父にとっては
幸運ですよね。