昭和30年代初めの頃 つくし採り
今年は、暖かい日が続くので
もうだいぶ前から
藻川の堤防へ
つくし採りに来られています。
手にビニルの小袋をを持っているのですぐわかります。
私の小さいときにも
つくし採りに行きました。
たぶん籠を持っていったように思います。
今は、堤防は、秋にきれいに草が刈られて
歩きやすくなっていますが
当時は、草刈など行いませんので
つくしを見つけることは大変です。
他のあぜなどを丹念に見て周り
採って帰りました。
その量は、中くらいのなべ一杯くらいで
まずはかまを取ります。
一本一本とって行くと
時間がかかります。
洗って水を入れて煮ます。
しょう油と砂糖で味をつけます。
食べると少し苦くて
子供の私には、
美味しいものではなかったと言う記憶があります。
私の女房の実家は、私の家のような『倹約家』でなかったのですが、
つくしは、食べなかったと言っていました。
やはりつくしを食べた我が家は
『倹約家』だったのでしょうか。
皆様は食べられたことがありますか。
美味しかったと言う思い出ありますか。