そんなラベンダーの花は
気が付かないくらい
目立たなかったのです。
でも
年毎に大きくなっていきました。
そのうちに
挿し木でも殖えることが分かって
挿し木もしました。
女房が他の種類のラベンダーを買ってきて
庭に植えました。
そのラベンダーは
花が大きく
一気に満開するタイプです。
こんな風にして
わが家のラベンダーさんは
ふえていきました。
でも
ラベンダーさんに二度不幸が訪れます。
一度目は
わが家の愛犬アスカルによってもたらされます。
アスカルは
ラベンダーさんが大好きだったんです。
ラベンダーさんは
アスカルのいつも居る所の
直ぐ隣に生えていたのです。
気が治まるのでしょうか
アスカルはラベンダーさんの上に乗ったりしたのです。
そのためアスカルに一番近い
ラベンダーさんを
枯らしてしまうのです。