ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

過去に戻ってしまったわ? 第5話

仕事が終わると
冴子と一緒に
更衣室に行って
服を着替えました。
何と言うことでしょう。
30年前に着ていたであろう
服が
真新しく
ロッカーに吊ってありました。
懐かしい水玉模様の
ワンピースです。
その服は
気に入っていましたが
結婚するときに
古くなったので
捨ててしまっていました。

冴子も
今日の十詩子は変だと
思っていたので
早く着替えて
一緒に退社しました。

冴子と一緒に
真由子は
会社近くの
喫茶店に入りました。
他の所まで行く時間さえ
惜しいとふたりは考えたのです。

冴子:
大丈夫なの
今日真由子

真由子:
私今日は何だか変なの
今日は何日なの

冴子:
今日は23日よ

真由子:
そうじゃなくて
何年なの

冴子:
1979年5月23日よ
何でそんなこと聞くのよ

真由子:
んー
そうなのか

真由子は
本当のことを言っても
冴子は信じてくれないし、
どうしていいかわからなくなりました。

冴子:
どうしたの?

真由子:
んー
今日何だか変なの
突然頭が
ボーとして
変なの
ぼけたのかな

冴子:
何言っているのよ
まだ27歳でしょう
ぼける歳でもないでしょう。
おばあさんじゃあるまいし

真由子:
そうよね
ところで
冴子
冴子は大丈夫?

冴子:
もちろん私は元気よ

真由子は
冴子が亡くなった日を
思い出そうとしましたが
なかなか思い出せません。
確かもう少し暑かったような気がする。
今日では絶対にないと思うので
その日が来るまで
秘密にしておこう。

真由子:
大丈夫
大丈夫
今日どこ行く?

ふたりは
真由子にとっては
本当に久しぶりに
大阪に遊びに行きました。