ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの71歳の老人の日記です

ロフトの奇跡 その11

莉子は妖精のことを
色々と聞いてみましたが
肝心のことになると
妖精は話しませんでした。

それからテレビを見て お風呂に入って ロフトに布団を敷いて ふたりは休みました。

翌朝天窓からの明かりで 目が覚めました。

隣を見ると すでにお布団はなく 莉子は 「妖精の話は みんな夢だったの?」と 一瞬思いましたが 下のキッチンから 音がするのです。 「あっ やっぱり妖精は現実 どうしよう、、、」 と思いつつ 莉子は洋室に下りました。

莉子: 星子さん おはようございます。 朝早いんですね。

妖精: すみません 起こしてしまいましたか。 台所の掃除が気になっていたので 少し早起きしてしまいました。

直ぐに朝食作ります。 しばらく待っててください。

莉子: すみません。 そんなことしていただいて すみません。   妖精: とんでも。ありませんわ 私居候ですから こんなことをしないと罰が当たります。

莉子: でも何から何までしてもらったら すみません。

妖精: 本当に罰が当たるんですよ。 神様は私たち妖精の働きを 上から見ていて あまり働かない妖精に お仕置きをするんです。

莉子: えー どんなお仕置きなんですか。

妖精: 一番の罰は 除名・次は謹慎・戒告・訓告ですね 除名は前にも言ったように 大変なんです。 謹慎は 1年とか 10年とか 100年とか ながい妖精になると 確か3500年とか 謹慎処分になって 懲罰区域から。出られないんです

莉子: 怖いですね。 どんな仕事も大変なんだ

妖精: でもね 私 あなたのお手伝いさんのために ここに来ているんじゃないので

莉子さんを 綺麗にするのが任務なんです。 おいおいに してもらいますから、、、

莉子; そうなんですか。 どんな風に私をきれいにしてくださるのですか。