ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの71歳の老人の日記です

アパートの床 新装しました

大阪に近いアパートの床張り替えました。
アパートの床は
やっぱり痛みやすいものです。
痛んだら
張り替えなければなりません。

小社のアパートは
常に
「新装済み」が
売りですので
床は張り替えないといけません。

というわけで
新しく入られるお客様の
ご要望をお聞きして
床を張り替えてみました。

ビニール床なので
色はどのようなものでも可能です。

床の色には
流行があって
バブルより以前は
抽象柄
特にモザイク柄が流行していたように思います。

それから
バブルの時期は
濃い色目の
フローリング柄が主流でした。
黒といっても過言ではないほど
真っ黒な床なのです。

バブルがはじけて
空白の10年と呼ばれる時期には
だんだんと
薄い色に変化していきました。
フローリング柄ですが
ほとんど白に近い
木目柄です。

それから景気が
上向きに転じたころから
床の色は
穏やかな肌色から
徐々に
濃い肌色へと
変化していきます。

最近は
分極化が進んで
バブルの時期のような
濃い色を好む人や
あるいは
淡い色を好む人もおられます。

さて今回は
こんな色に出来上がりました。

濃い色は
部屋が引き締まる感じがします。
高級感がありますね。

皆様は
どのようなお色がお好みですか。

カスタマイズできるアパート
昔から
耳は慣れる
目は飽きる
といわれます。

騒音でも慣れて
感じなくなったり
古い楽曲を覚えていたりするのは
耳が慣れる状態です。

反対に目で見たものは
飽きてしまう傾向になります。

斬新なデザインの建物も
何度も見ていると
飽きて目がとまらなくなったり、
流行色が
古っぽく感じるのはそのためだと思います。

床の色も
目で認識する関係上
流行り廃りがあるみたいです。




ビニル床流行の変遷小史

昭和45年(1970年)
ビニル床の始まり

抽象柄・モザイク柄
青系統・赤系統・緑系統のカラフルな柄が主流

昭和60年(1985年)
フローリング柄が主流になる

平成2年(1990年)
濃い色目のフローリング柄

平成7年(1995年)
徐々に薄めのフローリング柄に変化

平成17年(2005年)
肌色(ベージュ色)のフローリング柄
徐々に濃い肌色のフローロング柄に変化

平成22年(2010年)
柄の二極化
濃い色目
薄い色目のフローリング柄が共存状態