ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの71歳の老人の日記です

お花見とお月見 その1


私が子供の時に育ち今も住んでいる村は
昭和34年ごろまで
本当に貧乏な寒村でした。

そんな寒村では
年中行事も
経費の面から
いろんなことをできません。

節分・端午の節句・菊の節句・七五参
そのような行事はしたことがありません。
学校では文部省唱歌「鯉のぼりの歌」を
歌ったことはありますが
私の村では一軒の商家を除き無縁でした。

しかしそんな村にも
年中行事はあって
正月とお盆
収穫後の神社の秋祭り
それに大人たちのくつろぎの「伊勢講」です。

正月は前にも言ったように
元日は寝正月
二日目はお年賀
3日目間何もせず
4日目からお仕事です。

盆は
これといった休日ではなく
お寺さんに参ってもらう程度
特に休むということはありません。

神社のお祭りは
関わりのある人は
前日の夜と祭りの日のみ仕事は休み
その他の人はその時のみ休みです。

「伊勢講」は
おかげ参りから派生したものですが
春と秋に
その年の当番のところに集まって
宴席です。
もちろんその時までは仕事です。

すなわち仕事の合間に
行事といったほうがいいと思うくらい
仕事でした。

皆様誤解があっては困るのであえて書きますが
日曜日祝日などでも
もちろん仕事です。

大人たちはこんな風に
仕事に明け暮れていましたから
子供は
どこかに連れて行ってもらえるとか
遊んでもらえるとか言うことは
まずありません。

子供だけで
遊ぶしかなかったと思います。

そんな寒村にも
子供が楽しめる日があります。

それは
「お花見のようなもの」と
「お月見」です。