ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

互い違い階段はこうして作られた 42話

昇;
それは真子さんは
ハシゴを
上ったことがないから
わからないですね。

ハシゴは
小さいでしょう
それに横に縦の柱があるでしょう
そこで足をぶつけるんです。
靴を履いていると問題ないんだけど
素足の場合は
足の小指をぶつけて
痛いんです。

真子:
それは痛そう
横の柱にぶつけるんですね
、、、、、、
だったら
なくしたら良いんじゃないの

父親:
なくしたら
ハシゴにならないだろう

昇:
そうか
柱を足の当たらないところに
持ってくるんですね。

父親:
そうか
そうすると良いのか。

真子:
後ろに持ってきて
こんな風に三角の板で
支持するの

父親:
そうか柱から
三角の板をつけて
出っ張るんだね
それはいい考え

昇:
三角板で出っ張るのもいい考えだけど
板を三角状に組むのは
どうかな
連続して付けると
稲妻の様になるんじゃないですか

真子:
そちらのほうが
細い材で良いですね

お父さんは
なんかないの

父親:
二人が考えたので
他にはないよ

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著者注
移動できるタイプは
二つ同時に考え出しました。
同時に考えましたが
真子が考えた
三角の板で
踏み板を支持するものの方が
製作が容易であったために
早く実用化されました。
VX-Typeです。

昇が考えた
踏み板と蹴上げ板を
柱から三角状に持ち出すやり方は
板を柱に取り付ける
方法に困難なところがあって
直ぐには
実用化されません。

この取り付け方法については
この小説で詳しく述べます。
LX-Typeです。
いずれの方法も
意匠登録を済ませております。
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